ダイエット考

筋トレの基本

18歳の時筋トレ始めて、41年

20歳の時くらいに初めてボデイビル大会出場して39年

半分くらいボデイビル大会でてるから、18回程度 20㎏近いダイエットを経験しています。

私の場合、体重を増やそうと思えば、100㎏くらいまで増え、減量すれば70kg近くまでいきます。

メンバーさんには、無暗に体重増やさず、年間1㎏でも、筋肉増やしていった方が良いとアドバイスします。

短期間に筋肉を欲しがり、体重を増やし、そのまま太って終わりという人を多くみてきました。

元々、脂肪を落としやすい人なら、短期間に体重を増やすのもありだとは思います。

何よりも、大きくなりたいと思い、筋トレを継続してる人には、体重を増やすことを止めることはできません。

 

皆様のダイエットの参考になればと思い、私の考えまとめていきます。

今年も、89㎏から70㎏まで体重落とします。

 

75㎏までが、女の子のダイエットと同じダイエット。

75㎏からが、本格的な減量だと考えています。

やることは同じなんですが、恒常性の維持から、14㎏落とした後の5㎏は、若干、体が嫌がります。

そこを乗り切るためには工夫が必要です

 

効果的なダイエット

1,さらしものダイエット=レコーデイングダイエットの公表

宣言すれば、逃げ場がなくなります。

ダイエットに限らず、人は、何事に対しても、常にやめる言い訳を探して生活しています。

それを知れば、やめれない環境を自分で作ることは有益です。

 




2,基本的に私はダイエットが好きです。

ダイエット中は自分を実験材料にいろんなことを考えます。

30年前は、ただ、食べずに運動して体重落としてました。

動ける体力がある人にとっては、難しいことは考えず、動いて痩せることが効果的です。

 

でも、ここ10年は、ダイエット中、仏教関係の本を読むようになりました。

千日回峰行の本なんか、減量中、読むとしびれます。

食欲という欲を放下することから、なんらか得るものはあると考えます。

自分を律する楽しさがダイエットだと考えています。

でも、ダイエットや筋トレを修行という人には賛同できません。

目的がある断食は修行ではなく煩悩のなせる業。

やってることは同じでも、修行と大会のためや健康、美容のためのダイエットは、対極にあるものだと感じます。

それが分かったうえで、ダイエット中、自分の心の動きを観察するのは、楽しく有意義なことだと感じます。

有意義だと分かれば、頑張れるのが、人間の悲しい性です。

有益だと思えないことをやるのが修行でしょう。

しかし、ダイエット中、自分の心を観察することが楽しくなれば、ダイエット成功の確率があがることは間違いないと考えます。

 

3,今回のダイエットでは、生物として自分を感じます。

飢餓の歴史が長かった人間は、空腹に対する二重三重の防御反応を持っています。

空腹が不快で食べることが快であるというDNAをもってなれば人類は死滅しています。

飽食の時代はここ50年で始まったこと。

安価な人工的な糖質が、発展途上国でも糖尿病を増大させています。

食べることが快だからこそ、2型糖尿病になるまで食べ続けることができます。

あと3億年くらい、人類の繁栄が続けば、食べることが不快であるという遺伝子が組み込まれる可能性もあるでしょう。

不幸にしても、現代では、食べることは快、空腹は不快であるという遺伝子を持ちながら、巷では美味しいものがあふれてるデンジャラスな世界であるわけです。

糖質は覚せい剤。

糖質中毒者である現代人が、過度な糖質摂取という病から抜け出すことは、きわめて難しくなってるわけです。

テレビではグルメ情報、街中では、糖質という覚せい剤販売の飲食店が並んでいます。

こんな中で、ダイエットを成功させるのは、空腹が体に良く、食べすぎが害であるという知識を明確に脳に刻み込むべきです。

空腹時にはサーチュイン遺伝子という長寿遺伝子、抗老化遺伝子が出るという説を信じれば食生活が変えることは難しくなくなります。

空腹が不快ではなく快という感覚を獲得できればダイエット成功に近づきます。

 

それでも、血糖値が下がることを脳は嫌がります。

空腹時、何か食べろと命令するのが脳の宿命。

その不快である空腹を乗り切るためにどうすればよいのか?

それは

興奮すること。

人間が、不快な刺激を得たとき、行動する手段は二つだけ。

戦闘か逃避かだけです。

筋トレによる筋肉の痛みという不快刺激に戦える人は筋肥大効果が大きくなります。

痛みから逃げれば、筋肥大効果は小さくなります。

空腹という不快刺激からの逃避は簡単。

食べればいいだけです。

空腹という不快刺激に戦う方法を、自分で探していくことがダイエット成功への早道になります。

寝る前に食べないと寝れないというのも、空腹に対して、アドレナリンで対抗しようとしてる証拠です。

交感神経が優位になれば、空腹を忘れられますが、当然、寝れなくなります。

そこの対処が、今年のダイエットで克服したい課題です。

空腹時寝れないときはどうすればいいか?

答えは 放下着。

捨ててしまえ という禅語です。

空腹は不快であるという、飽食の現代社会では、誤った情報を拒絶できる知識があれば、空腹を放下することも難しくはなくなります。

情報化社会の現代、いろんな情報があふれています。

情報を取捨選択していける能力が1年後の自分を創っていきます。

最後に、私が正しいと思いう情報を書いておきます。

1,筋トレしないダイエットはすべて眉唾。

食べないで歩いていれば痩せます。しかし、人間の体は、アンダーカロリーにおいて、歩くのに必要でない筋肉をまっさきに、見事に落としていきます。痩せた肥満にならないように、筋肉に刺激を与えましょう。

2,栄養とカロリーは違う

カロリーは抑え、栄養はしっかり取りながら筋トレダイエットしましょう。