フィジーク大会に出場されるメンバーさんが、禅に興味あるといわれてて嬉しかったです。
ボデイビルやフィジーク大会出場のためには、厳しい筋トレとダイエットが必要になります。
そのため、自分だけが頑張ってると思いやすいものです。
昔は、ビルダーが3人いればジムはつぶれれるといわれたものです。
それほど、ボデイビル競技に参加すると、元々、自己中心的な方は、コントロール不能なほど利己的になります。
ボデイビルを含む筋トレは、頑張ってる自分に酔うことができ、自己評価を高めてくれるが、心理面における最大の利点です。
その副作用が自我の肥大。
カラダだけではなく、心もコントロールしようとしないと社会生活ができないくらいエゴが強くなる場合が多いので注意が必要です。
最近は、フィジーク競技の参加者が増え、まともな人が多くなってきました。
趣味の競技スポーツであることを忘れず、自分がおかれた環境でベストを尽くし、自分自身を磨いていただければ、大きな喜びです。
私自身も5年ぶりにボデイビル競技参加させていただきます。
今回の目標は、心揺れない自分をつくるいこと。
空腹時にもイライラこないで、空腹を見つめ空腹を引き受けること。
自分の体を自慢するなんて愚の骨頂。
大会の結果に一喜一憂することこそ、餓鬼畜生の始まり。
すべての刺激に反応せず、感情を放下する自分を創ること。
それが、ビジネスを含む人生成功に役立ちます。
株取引を考えればわかりやすいと思います。
株で成功できる人は、短期的な含み損益に一喜一憂しない人。
そこが、最も難しいことは、株取引やってる人だったらわかることです。
ボデイビル競技を含む筋トレを40年やってると分かります。
厳しい減量が必要なボデイビル競技は、心のコントロールを学習するには、良い教材です。
自分を良くしたいとする筋トレは、すべてを捨て去ることを目標とする修行とは真逆の行為です。
だからこそ、自分のエゴを俯瞰し、そこをコントロールする練習を日々こころがけたいものです。
行雲流水
流れる雲や水は、一時も、同じ場所には留まっていません。
自分に執着することなく、感情を放下していくことが人生成功の秘訣です。
その練習をボデイビル競技だと考え、必死に減量と筋トレ頑張れることに感謝です。
When we see beyond self,we no longer cling to happiness.
And when we stop cling,we can begin to be happy.
俯瞰した自己観察ができるようになれば、もはや、幸福には執着しない
そして、執着を放下した時、幸福がやってくる
これが仏教の神髄
そしてここが悪徳宗教団体が弱い人に財産を捨てなさいとして集金業務を行える理由。
筋トレは、自分の体に執着してる以上、悟りとは無縁になります。
そこを理解し、ただ単に、筋トレと減量になりきる。
ただ単に念仏を唱えれば救われるという思想と同じになりたいものです。
凡人は、何もせずに執着を捨てることはできません。
無意味な何かに集中すれば、諸悪の根源の執着を捨てさ可能性がでてきます。