インスリンは、強力なタンパク同化ホルモンでもあります。
しかし、過剰なインスリン分泌は、糖尿病の原因になります。
基本
糖質を摂取すると血糖値が上がり、それをさげるためにインスリンが分泌され、糖が血液から細胞へ吸収されます。
しかし、人類がこれほど過剰な糖質摂取になったのは、ここ数十年。
糖質の過剰摂取から起こる、インスリンの過剰分泌は、害があります。
高インスリン血症=大量のインスリンが分泌された状態では、活性酸素が生み出され、酸化ストレスを増やします。
それが、まずかながらも、がん細胞の増殖につながる可能性があります。
インスリンは人類に必要なホルモンであるけれど、過剰分泌=糖質の過剰摂取は害であることは否定できません。
糖質を摂らなくても、インスリンは基礎分泌として常に分泌されています。
さらに、糖質摂取ほど強烈ではなくとも、たんぱく質摂取でも、インスリンは分泌されます。
このような事実を知れば、低糖ダイエットは、健康のためにも良いと言える可能性が高くなります