モロッコ、無敵艦隊撃破で初のベスト8。
モロッコは、他のアフリカ諸国と同様、欧州列強に翻弄された歴史を持ちます
1580年 スペインがポルトガル併合時、スペイン領土になる
1930年 フランスが隣国アルジェを征服。モロッコでもフランスの影響力強まる
1956年 フランスから独立
教育は今もアラビア語とフランス語で行われる。
スペイン、フランスからの侵攻と同時にサッカーも与えられたモロッコが、Wカップでスペインを破る快挙。
スペインでは、モロッコサポーターによる暴動も発生。
キリスト教とイスラム教の争いは、今後の世界情勢にも大きな影響を与える要素。
大会総額30兆円のカタールWカップは、劣悪な環境で働かされた外国人労働者の死によって成り立っている事実。
強さを見せるイングランド、フランスは移民としてのルーツを持つ選手が活躍。
もちろん、モロッコでも欧州で育った選手たちがチームを支えています。
モロッコの躍進は、欧州列強によって翻弄されたモロッコの歴史を知る良い機会になるでしょう。
モロッコは、次回、ポルトガルと対戦。
それに勝てば、フランスとイングランドの勝者と対戦できます。
アフリカ勢初のベスト4進出が実現するか楽しみです。